日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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アカボシゴマダラの幼虫探し 2010年10月29日

今日は朝から曇空で寒く蝶の姿は見られないだろうと思い、近くでHestina属アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウの幼虫調査をしてみた。もともとゴマダラチョウは少ないところであるがひょんなことから1頭見つけたので他にもいないかどうか気になって調査してみることとなったというわけである。

まず最初に見つけたゴマダラチョウの4齢短角幼虫。同じ木にはアカボシゴマダラの4齢短角幼虫が同居していた。
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アカボシゴマダラの4齢短角幼虫。ゴマダラチョウの幼虫と比較してみると違いがわかる。
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アカボシゴマダラの終齢幼虫もいた。このような幹線道路の植え込みから飛び出たエノキの葉に台座を作り定位している。これら終齢幼虫は運がよければ羽化までこぎつける可能性があるが餌不足、低温などによりこのまま越冬に突入せざるを得ないものも出てくるだろう。それらはほとんど寒さで越冬できず死滅する。
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蛹も見つかった。これからまだまだ羽化するようだが、このまま寒くなると羽化できず抜け出す途中で息絶えるものも出てくる。羽化できた成虫は次第に白化が進み赤い紋も薄れてくる。
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卵が葉上にあった。拡大して見ると穴が開いている。どうやら何者かに寄生されていたようだ。
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そのほか1齢から2齢の幼虫が10頭ほどいたがアカボしかゴマダラか否かは区別しにくい。結局ゴマダラ幼虫は1頭のみ。アカボシは蛹4個、終齢幼虫17頭、4齢短角幼虫99頭、4齢長角幼虫4頭、3齢長角幼虫19頭で計143頭。調査距離はおよそ2kmほどのなので単純計算で1mあたり0.7頭(10mで7頭くらい)いた計算になる。
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by tyoutorin | 2010-10-29 22:49 | 神奈川県