日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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2011年 2月上旬の蝶 2011年2月11日

2月になり少しずつ暖かくなるかと思われたが、8日頃より寒さがぶり返し、今日11日はこの冬初めての雪が降っている。それでも2月3日ころから7日は最高気温が12℃を越える日が続き特に7日は14.8℃と4月下旬並みの暖かさとなった。越冬中の蝶たちもこの暖かさにつられて飛び出してきた。2月初旬に見られた蝶と話題を紹介しておきたい。
写真1 快晴の富士山。2月1日大磯町にはそろそろモンキチョウが多数発生しているのではないかと思い出かけてみた。残念ながら前日まで寒い日が続いていたためかモンキチョウは現われなかった。昨年のこの時期は結構多くのモンキチョウが飛んでいたので今年は全体としては遅れているようである。(2月1日大磯町より撮影)
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写真2 キチョウ。2月3日は気温が10℃以上になり今年初めてキチョウの飛翔が見られた。後翅の破損がいかにも厳しい冬を乗り切ったような感じがした。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真3 キタテハも日当たりの良い土手、水辺に現われ日光浴をしていた。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真4 ムラサキツバメのオスも現われ水辺で吸水をしていた。付近には越冬集団は見つけていないが集団生活を終えた越冬個体が各地に分散している一つの証拠になるのかもしれない。このほかにも別の場所で2月7日に撮影している。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真5 ルリタテハ この時期いつも姿を見せる場所にはルリタテハが冬眠から覚めて飛び出しエノキの幹に止まっていた。開翅を待ったが全く開くことなく飛び去ってしまった。(2月4日藤沢市S谷戸にて撮影)
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写真6 ムラサキツバメ♀の死骸。アカガシ集団のいた葉の下の地面にはほとんど痛んでいないムラサキツバメの死骸が落ちていた。2月3日には葉の上から消えており2日頃に死亡し、落下したものと思われる。やはり無事に越冬できるものと死亡するものがいるようである。(2月5日藤沢市S谷戸にて撮影)
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写真7 オガタマノキ 家の近くの街路を歩いていると街路樹に花が咲いていた。今までこの街路樹はタブノキだけだと思っていたがその花を撮影してきてネットで検索してみるとなんと「オガタマノキ」のようである。タブとオガタマが入り混じっているようだ。オガタマノキも結構本数がある。ひょっとしてミカドアゲハがやってくるかも知れないですね。藤沢市も街路樹にオガタマノキを植えるなんてなかなか味なことをやってくれます。ちょっとした楽しみが増えました。(2月8日藤沢市E地区にて撮影)
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2月7日は冒頭に述べたように異常な暖かさとなりキタテハなどが多数飛び出し日当たりの良い土手を飛び回っていた。そろそろ藤沢でもモンキチョウが現われるかと探してみたがまだ発生していないようだった。藤沢市での終見は1月13日だったのでやはり1月末の低温続きに耐えられず死滅したものと思われ、ようやく藤沢にも本当の冬が来たような感じだ。しかし近いうちモンキチョウが現われるだろうし、ベニシジミの幼虫も大きくなって探しやすくなりこちらも新生蝶が待たれるところだ。
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by tyoutorin | 2011-02-11 23:13 | 神奈川県