日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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<   2010年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧

今日は朝から曇空で寒く蝶の姿は見られないだろうと思い、近くでHestina属アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウの幼虫調査をしてみた。もともとゴマダラチョウは少ないところであるがひょんなことから1頭見つけたので他にもいないかどうか気になって調査してみることとなったというわけである。

まず最初に見つけたゴマダラチョウの4齢短角幼虫。同じ木にはアカボシゴマダラの4齢短角幼虫が同居していた。
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アカボシゴマダラの4齢短角幼虫。ゴマダラチョウの幼虫と比較してみると違いがわかる。
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アカボシゴマダラの終齢幼虫もいた。このような幹線道路の植え込みから飛び出たエノキの葉に台座を作り定位している。これら終齢幼虫は運がよければ羽化までこぎつける可能性があるが餌不足、低温などによりこのまま越冬に突入せざるを得ないものも出てくるだろう。それらはほとんど寒さで越冬できず死滅する。
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蛹も見つかった。これからまだまだ羽化するようだが、このまま寒くなると羽化できず抜け出す途中で息絶えるものも出てくる。羽化できた成虫は次第に白化が進み赤い紋も薄れてくる。
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卵が葉上にあった。拡大して見ると穴が開いている。どうやら何者かに寄生されていたようだ。
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そのほか1齢から2齢の幼虫が10頭ほどいたがアカボしかゴマダラか否かは区別しにくい。結局ゴマダラ幼虫は1頭のみ。アカボシは蛹4個、終齢幼虫17頭、4齢短角幼虫99頭、4齢長角幼虫4頭、3齢長角幼虫19頭で計143頭。調査距離はおよそ2kmほどのなので単純計算で1mあたり0.7頭(10mで7頭くらい)いた計算になる。
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by tyoutorin | 2010-10-29 22:49 | 神奈川県
27日はまずまずの天気となる予報。晴れるが気温は低いらしい。ことし神奈川県内でシータテハにまだあっていないため秋になって人里に下りて来るころではないかと期待して撮影に出かけた。宮ヶ瀬湖の気温表示機は11℃とある。ギフチョウが見られる頃よりはあたたかい。目的地にて探し回るがキタテハばかり。柿に集まってこないかと柿の木を見てもほとんど柿がなっていない。農家の方に聞くと今年は不作だという。結局シータテハには会えなかった。

セイタカアワダチソウにはキタテハが数頭吸蜜に来ていた。探してみてもシータテハはいないようだ。
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吸蜜の間にあたたかそうな石の上でしばし開翅日光浴をしている。
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こちらは陽だまりの葉の上でやはり開翅日光浴をしている。
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キタテハ以外の蝶。
ウラギンシジミの♀が「メナモミ」の花に止まって開翅していた。ストローはのばしていないようだ。
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アサギマダラも♂が2頭いた。いずれもマーキングはされていない。吸蜜している花は「コウヤボウキ」らしい。
彼らはいま旅の途中なのか、これからどこに行くのだろうか。1頭はマーキングして放したがまたここで吸蜜していた。
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アカタテハもハイキングコースを行ったり来たりしている。お気に入りの葉の上で開翅してくれた。
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アカボシゴマダラの幼虫もかなり見つかった。写真は3齢から4齢短角幼虫に脱皮して越冬に備える準備完了といったところだ。
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by tyoutorin | 2010-10-28 22:52 | 神奈川県
秋の長雨が続くこの時期だが、25日は午後からすこし陽射しが出たので近くのS谷戸にクロコノマチョウの様子を見に出かけた。このあたりではクロコノマチョウもすっかり市民権を得て毎年多くの個体を見ることが出来る。かつてこの蝶を求めて静岡市の藁科川まで子供をつれて出かけたことがなんだったのか今思えばそれほど会いたい蝶だったのだ。このときは全く会えずじまいだったが1992年10月10日何と自宅庭に雄が現われたのは非常に驚いた。後でわかったことだが自宅から1km足らずのS谷戸にはこの頃からすでに住み着いていたようでたぶん家のほうにさまよってきたのだろう。前置きが長くなってしまったが、この日S谷戸では秋型成虫が複数見られた。
歩いているとまず真っ黒な♂が飛び出す。あまり遠くに飛び去ることがないのでどうにか撮影。
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続いて♀が姿を見せる。♀のほうは褐色だが斑紋の個体変異は多様だ。
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幼虫を探したがあまりいない。中齢幼虫1頭とこの体長5cm以上はあろうかという大きな終齢幼虫が見つかったのみ。
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谷戸入口で蝶友wayoさんに出会う。教えてくれたジュズダマには多数の食痕が、そして7つほどの蛹がぶら下がっていた。その一部を撮影したらこのとおり。
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蛹化したばかりの蛹は緑色で透明感があって綺麗だ。この蛹は数日たっているようで翅の模様がすこし見えはじめている。
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ジュズダマの付近は湿地帯で前日までの雨でぬかるんでおり長靴はいての撮影は必須。おまけに「マムシ注意」の看板がある。ここの自然はボランテアの方々のご努力があってこそ守られているといつも感謝して観察させていただいている。自分も迷惑をかけないよう、またこの自然が長く維持されることを願いつつ帰路についた。
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by tyoutorin | 2010-10-26 11:33 | 神奈川県
10月23日、永年の夢であったルーミスシジミに会いに出かけた。このところ毎日天気が悪く、撮影に出かけられなくて残念に思っていたが前日の天気予報では久々に晴天とのこと。蝶友minbuさんに急遽案内をお願いして千葉県のルーミスシジミ初見、撮影初挑戦とあいなった。現地は雲が取れにくく陽射したっぷりとは行かない。時折陽射しが出たり出なかったりの状態でやや不安。現地には知り合い含め5人ほど撮影待機中だった。やはりヒルがいるとのこと。INYさんにヒルよけスプレーを長靴にかけてもらい準備完了。9時頃ついに1頭が現われ、初めての対面を果たす。10時頃には複数頭が下りてきて念願の初撮影が叶った。しかし写真の出来はいまひとつ。しかし初挑戦にしては上出来だと満足の一日であった。

まず、横顔から。エメラルドグリーンの目が写せたので感激。
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そうこうしているうち、ついに開翅してくれた。この時期ではさすがにスレているようだ。
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木洩れ日の当る葉の上には翅を閉じた個体がじっと止まっていてくれた。
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はじめて見るルーミスシジミは飛翔しているとき白く見えた。表面の青斑も空色っぽく半開翅した写真はルーミスらしさが出ていい感じになった。
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また、いずれ落ち着いてきちんと撮影したいものだ。ヒルよけスプレーの効果かヒルにはあわずにすんだのが幸いだった。
minbuさんはじめ現地でお会いしたINYさん、KSMさん、TTIさんお世話になりました。
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by tyoutorin | 2010-10-24 23:12 | 千葉県
2010年9月頃より神奈川県三浦半島でカバマダラが発生しているとの情報を10月になってからキャッチした。発生の由来は定かでないが撮影しておかない手は無いなと10月15日にでかけてみた。以前、藤沢市で数年前2回ほど発生したことがあるということを後になってから聞いたのでいままで撮影するチャンスがなく残念に思っていたところだった。現場は宅地造成中の一角でセイタカアワダチソウの群落に混じってフウセントウワタがまばらに生えている。そこそこの個体数が見られ撮影には苦労しない。
まず、セイタカアワダチソウで吸蜜している♂を撮影。この時期セイタカアワダチソウも多くの蝶たちの栄養源になっている。
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近くの茎では♂が休息していた。
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青空と飛行機雲が秋の感じで綺麗だった。余裕が出てきたので飛翔撮影にも挑戦してみた。
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♂と♀が並んでいる。すぐに交尾が成立。そして飛立って近くのヨモギに止まった。そこへ別の♂が邪魔しに来た。
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カバマダラにはやはりフウセントウワタの花がお似合いですね。
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数日置いて22日にも現地に行ってみた。成虫のほか卵、若齢から終齢幼虫が見られた。まだまだ成虫の発生は続きそうだ。
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by tyoutorin | 2010-10-24 22:09 | 神奈川県
9月中旬、静岡県浜松市にてフウセントウワタ畑で迷蝶カバマダラが大発生しているという情報が入った。さっそく9月17日チョウ仲間3人で遠路撮影行きを決行。報道では約5000頭いるとのこと。なるほどと思うほど大乱舞している。案内いただいた地元のSMさんと地主の方のご好意で畑の中に入れていただくことが出来た。フウセントウワタの植えてある畝の間を歩くと無数のカバマダラが飛び出しさながらチョウの吹雪のようであった。交尾個体もいっぱい見られる。とにかく多すぎて狙いが定まらない。はじめて見るチョウなのに驚きで麻痺してしまいしばし撮影を忘れて見とれてしまった。
畝を歩くとつぎつぎと舞い上がる。目視ではもっとすごい状況だったが写真だと迫力が伝わらない。
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交尾個体がうじゃうじゃいる、ずーと向こうまで多くの個体がフウセントウワタに止まっている。これが左右にあり、しかも畝が10くらいあるので全体の個体数予想がつく。
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カバマダラの♂ 結構敏感で近づくとすぐ逃げるが近くに止まる。
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カバマダラ♀開翅 追いかけるより近くに止まるのを待って撮影するほうがいいことがわかった。
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by tyoutorin | 2010-10-22 01:08 | 静岡県