日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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<   2011年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

このところ忙しくブログ更新もままならなかった。農繁期になると里帰りして農作業手伝いをすることがこのところ恒例になっている。たいへんだけど田舎の景色を見ながら体を動かすことができてそれはまた楽しみでもある。そして作業の合い間にはまだまだ自然が残る近くでチョウの観察撮影も楽しめるのがいい。
今回は遠回りになるが途中白馬によってギフチョウ、ヒメギフチョウに会ってみたいと17日出発した。途中、オオルリシジミに会えないものかと国営アルプスあづみの公園によってみたが全くみられず公園の方によるとたぶん24日ごろではないかということであきらめた。白馬ではヒメギフチョウ、ギフチョウともに会えたがやはり時期は遅く、破損個体、スレ個体ばかりであった。しかし、ある程度の感触がつかめたと思われるので来年の参考にしたい。
写真1-3 ヒメギフチョウの吸水。まず最初に見つけたのはやっぱり家内。何故かいつも先を越されるのである。腹端をみると交尾嚢をつけているので雌のようだ。雌でも吸水はするのですね?
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写真4 カタクリの花に止まったが・・・ カタクリは日陰に多少残っているがほぼ終わり。とりあえず1枚写してみたが吸蜜を待つまでもなくすぐに飛び去ってしまった。この個体は赤上がりが比較的はっきりしていた。
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写真5 ヒメギフチョウの開翅 破損はほとんど認められないがかなりスレているようだ。
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写真6 ヒメギフチョウの飛翔ではなく穂先に捉まっての休息中。
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写真7 カタクリで吸蜜するギフチョウの記念すべき初撮影。個体は破損し、カタクリもうらぶれていかにもシーズン末期を思わせる1枚である。
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写真8-9 カタクリで吸蜜するコツバメ。シーズン中は無視されてしまうだろうシーンも一生懸命に撮影しました。
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写真10-12 ぴかぴかのミヤマカラスアゲハ♀副産物。別荘地内のシバザクラに長時間吸蜜していた。時々翅を広げて羽ばたきを停止する。後翅裏面の光沢帯、裏面の黄色帯が幅広く綺麗だった。このシバザクラにはギフチョウも吸蜜に訪れた。
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写真13 南信のキバネツノトンボ。帰省先では川沿いの空き地におびただしい個体が飛び交っている。トンボの仲間ではなくアミメカゲロウ目ツノトンボ科だそうです。
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by tyoutorin | 2011-05-27 13:52 | 長野県
ちょっと前のことだが5月2日近くのギンイチモンジセセリポイントに観察に行ってみた。はじめはなかなか見つからなかったが、他の蝶を撮影していると視界をスキップするように横切る蝶が見られた。独特の色合いと飛び方、後を追うもなかなか止まらない。これもギンイチモンジセセリの習性であり、下手をするとヨシの間にもぐりこみ姿をくらませてしまう。ここ一番、ギンイチとの根気比べとなった。

写真1 ギンイチモンジセセリのいる風景。
ついにギンイチも疲れたのか草むらに入りギシギシの葉に止まった。
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写真2-4 ムラサキサギゴケで吸蜜。
午後1時を回ったころ色々な花で吸蜜する姿が見られるようになった。順次紹介しよう。
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写真5 ハルジオンで吸蜜。
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写真6 ツボスミレで吸蜜。
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写真7 タンポポで吸蜜。
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写真8 休息中のギンイチモンジセセリ。
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こうしてみるとギンイチモンジセセリの花の嗜好性がよくわからない感じだ。第1化の季節はそろそろ終わり。当地では年3化なのでしばらくすればまた楽しめるだろう。しかし草むらが茂って探索は容易でないかもしれない。いづれにせよこの魅力ある蝶がいつまでもわれわれの眼を楽しませてくれる環境の存続を期待したい。近くでは埋め立ても始まっていたのだ。
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by tyoutorin | 2011-05-14 10:45 | 神奈川県
ウスバシロチョウは県北部、県西部に分布している。連休中スカッとした晴れ間がなくタイミングを模索していたが6日はまずまずの予報だったので「自然賛歌」のmi-koさんを誘って県北部ウスバめぐりをしてきた。
当日天候は曇で気温も低く果たしてみられるのか心配されたが現地に向かうにつれやや回復の兆しが見られ期待は膨らむ。
写真1 ウスバシロチョウのいる風景
第一ポイントに到着。自宅から一番近くで確実にウスバシロチョウが観察できるところである。この付近はヤマビルが棲息しているので用意した長靴に履き替え蛭よけスプレーで準備完了、草むらに向かう。まだ朝露が残り長靴を用意して良かった。すると足元にウスバシロチョウが開翅して休んでいるのを発見。このポイントは昨年まで休耕地となっており草地がひろがり多くのウスバシロチョウが飛び交っていたが休耕地だったところは半分以上耕されて草地面積は少なくなっていた。時間が早いためかここで見かけたのは3頭ほどであった。
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写真2 羽化直後のオウゴンウスバシロチョウ
第1ポイントに見切りをつけ第2ポイントへ。車を降り歩き始めてすぐmi-koさんが「ウスバシロチョウじゃないの?」というので覗きこむと今まで見たことのない黄金色したウスバシロチョウがひっそりと翅を伸ばしているところだった。その美しさはウスバキチョウにも匹敵?するかと思われるほどだった。
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写真3 オウゴンウスバシロチョウ半開翅(翅を伸ばし乾かす動作)
羽化直後のウスバシロチョウではこのように黄色が強く現われるという。飼育したことも、野外で羽化直後の個体に会ったことがない自分にはすごく強烈な印象であった。この黄色も30分から40分位で抜けてくるという。自分ひとりではたぶん見過ごしていただろう。mi-koさんに感謝です。
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写真4-5 タンポポで吸蜜
この場所には数え切れないほど多数のウスバシロチョウが飛び交い各種の花で吸蜜していた。タンポポの黄色が薄い翅を透してうっすらと見えるのがたまらない。
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写真6 ナツグミ?で吸蜜
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写真7-8 ナノハナで吸蜜
一面黄色の菜の花の中、羽化後間もない新鮮な黄金色が残っているのか周囲の黄色に染まったのか定かではない。
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写真9 ハルジオンで吸蜜
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写真10-11 ミツバウツギ?で吸蜜、半開翅と閉翅。写真11には交尾嚢があり♀である、
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写真12 休息姿勢。
飛び疲れ吸蜜でお腹いっぱいになったのか草むらで翅をおろし休む姿も。
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写真13 タンポポで吸蜜。
第2ポイントで十分堪能したわれわれは第3ポイントに移動。ここにも多くのウスバシロチョウが飛び交っていた。
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写真14 ウスバシロチョウの飛ぶ風景。
ここでは吸蜜撮影より飛翔を狙ってみようと広角レンズに取替えた。にわかにはうまくいかない。できは悪いがこれくらいしか撮れなかった。
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by tyoutorin | 2011-05-08 03:00 | 神奈川県
前回に引き続き4月後半に神奈川で見られた蝶を紹介します。黒いアゲハ類が全部出てきましたがまだ撮影できていない種類が多いです。5月以降撮影できたらこれらについてブログアップしようと思います。
写真1 コミスジ 4月25日初見。県内各地で一斉に出てきたようだ。4月25日伊勢原市で撮影。
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写真2 ツマグロヒョウモン♂ 4月26日初見。3頭ほど見られたが♀はまだ見ていない。4月26日藤沢市で撮影
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写真3 ヒメウラナミジャノメ 4月26日初見。これも県内各地一斉に出てきたようだ。4月26日藤沢市で撮影。
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写真4 クロアゲハ♂ 4月27日初見。黒いアゲハは飛翔中種類がなかなかわからない。4月27日茅ヶ崎市にて撮影
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写真5 カラスアゲハ♂ 4月27日初見。表面が緑や青の金属光沢のように光るので飛翔中でもわかる。4月28日大磯町で撮影。
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写真6 コチャバネセセリ 4月27日初見。最近少なくなってきたように思うが気のせいか?4月27日茅ヶ崎市で撮影。
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写真7-8 モンキアゲハ 4月28日初見。新鮮な♂が吸水に熱中して全くわれわれを無視していた。また、べつのところではツツジに吸蜜していた。4月28日大磯町で撮影。
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写真9 クロヒカゲ 4月28日初見。 薄暗い樹林に足を踏み入れると黒い中型の蝶が飛立って近くにとまった。4月28日大磯町で撮影
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写真10 コジャノメ 4月30日ぎりぎり滑り込み初見を果たす。シーズンともなると多産する場所だが1頭しか見られなかった。4月30日藤沢市にて撮影。
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そのほかにはミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハなどが4月30日見られたものの写真撮影は出来なかった。
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by tyoutorin | 2011-05-03 00:41 | 神奈川県
4月は春のチョウたちがつぎつぎと現れ忙しく過ごしてきた。それらの蝶のうちすでにブログにアップしたものもあるが未掲載の種について紹介しておきたい。種類が多いので2回に分けて紹介しようと思う。初見日は自分が初見した日にちである。
写真1 ツマキチョウ♂ ツマキチョウの初見は4月2日藤沢市であった。そのときの写真。今年は少し遅く心配したがツマキチョウに初めて会って安心した。4月末には個体数も減じ破損個体が多くなった。
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写真2 アゲハチョウ 初見日は4月10日茅ヶ崎市であった。写真はダイコンの花に吸蜜しに来たアゲハチョウ。4月15日藤沢市にて撮影。
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写真3 キアゲハ 初見日は4月12日 藤沢市にてレンゲ畑を舞うところを目撃。写真は4月27日休息中の♀を茅ヶ崎市で撮影。
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写真4 ツバメシジミ♀ 低温期型の青い鱗粉が特に良く出ている。右の触覚は下げていて隠れてしまった。4月12日藤沢市で撮影。
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写真5 ツバメシジミ♂ 一般的な♂よりも青色が鈍く後翅表面に赤紋が現われている。オスでもこのような赤紋が現われる個体はいるそうだ。すれた個体のため表面の青色が薄くなったのだろうか。4月26日藤沢市で撮影。
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写真6 クロコノマチョウ♀ 笹の茂る林内を歩いていると突然足元から大きな蝶が飛び出した。近くに止まったものの枯葉に紛れて見つけるのが大変だった。4月14日藤沢市で撮影。
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写真7 ヤマトシジミ♂ 初見は4月15日。土手に止まっていたが新鮮な個体だった。4月15日藤沢市で撮影。
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写真8-9 ミヤマチャバネセセリ 初見は4月25日 個体数は比較的多くテリを張っていた。写真は4月30日オオイヌノフグリで吸蜜中の個体を寒川町で撮影。
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写真10-11 ギンイチモンジセセリ 初見は4月25日 個体数はあまり多くない。4月30日寒川町で撮影。
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写真12 ジャコウアゲハ♂ 初見日は4月25日。4月27日茅ヶ崎市で撮影。
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(その2)に続く。
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by tyoutorin | 2011-05-01 22:55 | 神奈川県