日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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2月になり、モンキチョウの出現が待たれるところだった。このところ天気が悪かったが毎日のようにポイントに出向いていたが、今日14日もさほど天気もよくなく、10時ころから少し日が射すようになったのでどうせだめかなと思いつついつもの藤沢市E地区にある通称モンキ天国に行ってみた。昼すぎまで歩き回って探したが飛び出す蝶はいない。やはりだめかと帰ろうとしたとき突然モンキチョウ1♂が飛び出して土手に止まった。

写真1 モンキチョウ♂ まず証拠写真を撮影してみる。
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写真2 土の上も暖かいらしい。
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写真3 少し近づいて撮影、やや後翅に羽化不良のような部分がある。
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写真4 ベニシジミ幼虫 モンキチョウを探す間、スイバやギシギシがあるとついつい葉を裏返してみたくなる。
スイバにはちいさな幼虫が見つかった。たぶん2齢ではないかと思うのだが・・。
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写真5 こちらはギシギシの葉裏にいたもうすこし大きい幼虫。3齢でしょうか。わき腹に何か傷?を負っているようだ。
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写真6 ギシギシの葉柄上に大きな終齢(4齢)幼虫が乗っていた。大きくて目立つのですぐ見つけられた。これは赤い筋が入っているが赤い筋がない緑色の幼虫もいるとのことだがあまり見たことがない。
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このあと陽射しはなくなってしまったが、もう1ヶ所の藤沢市I地区にいってみたが全く蝶は見られなかった。
藤沢市でのモンキチョウ終見は1月13日だったので1ヶ月ぶりの出現である。これから本格的な蝶の季節になる。
写真7 おまけ。近所の河津桜 まだ咲きはじめのようだ。
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# by tyoutorin | 2011-02-14 18:58 | 神奈川県
2月になり少しずつ暖かくなるかと思われたが、8日頃より寒さがぶり返し、今日11日はこの冬初めての雪が降っている。それでも2月3日ころから7日は最高気温が12℃を越える日が続き特に7日は14.8℃と4月下旬並みの暖かさとなった。越冬中の蝶たちもこの暖かさにつられて飛び出してきた。2月初旬に見られた蝶と話題を紹介しておきたい。
写真1 快晴の富士山。2月1日大磯町にはそろそろモンキチョウが多数発生しているのではないかと思い出かけてみた。残念ながら前日まで寒い日が続いていたためかモンキチョウは現われなかった。昨年のこの時期は結構多くのモンキチョウが飛んでいたので今年は全体としては遅れているようである。(2月1日大磯町より撮影)
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写真2 キチョウ。2月3日は気温が10℃以上になり今年初めてキチョウの飛翔が見られた。後翅の破損がいかにも厳しい冬を乗り切ったような感じがした。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真3 キタテハも日当たりの良い土手、水辺に現われ日光浴をしていた。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真4 ムラサキツバメのオスも現われ水辺で吸水をしていた。付近には越冬集団は見つけていないが集団生活を終えた越冬個体が各地に分散している一つの証拠になるのかもしれない。このほかにも別の場所で2月7日に撮影している。(2月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真5 ルリタテハ この時期いつも姿を見せる場所にはルリタテハが冬眠から覚めて飛び出しエノキの幹に止まっていた。開翅を待ったが全く開くことなく飛び去ってしまった。(2月4日藤沢市S谷戸にて撮影)
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写真6 ムラサキツバメ♀の死骸。アカガシ集団のいた葉の下の地面にはほとんど痛んでいないムラサキツバメの死骸が落ちていた。2月3日には葉の上から消えており2日頃に死亡し、落下したものと思われる。やはり無事に越冬できるものと死亡するものがいるようである。(2月5日藤沢市S谷戸にて撮影)
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写真7 オガタマノキ 家の近くの街路を歩いていると街路樹に花が咲いていた。今までこの街路樹はタブノキだけだと思っていたがその花を撮影してきてネットで検索してみるとなんと「オガタマノキ」のようである。タブとオガタマが入り混じっているようだ。オガタマノキも結構本数がある。ひょっとしてミカドアゲハがやってくるかも知れないですね。藤沢市も街路樹にオガタマノキを植えるなんてなかなか味なことをやってくれます。ちょっとした楽しみが増えました。(2月8日藤沢市E地区にて撮影)
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2月7日は冒頭に述べたように異常な暖かさとなりキタテハなどが多数飛び出し日当たりの良い土手を飛び回っていた。そろそろ藤沢でもモンキチョウが現われるかと探してみたがまだ発生していないようだった。藤沢市での終見は1月13日だったのでやはり1月末の低温続きに耐えられず死滅したものと思われ、ようやく藤沢にも本当の冬が来たような感じだ。しかし近いうちモンキチョウが現われるだろうし、ベニシジミの幼虫も大きくなって探しやすくなりこちらも新生蝶が待たれるところだ。
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# by tyoutorin | 2011-02-11 23:13 | 神奈川県
早くも1月が終わった。一番寒い時期を過ぎ、これから少しずつ暖かくなり新生蝶も見られるようになると思えばうれしくなる。今回は1月下旬に湘南地方で見られた蝶たちを紹介したい。

写真1 ベニシジミ幼虫 スイバの食痕を確認してゆっくりと葉を裏返してみる。まだまだ小さい3mmくらいの幼虫もいてわれわれ老眼では見落としてしまう。その上驚かすと葉から転げ落ちて行方不明になる。これは比較的大きいたぶん3齢幼虫です。食痕も写っています。(1/22大磯町で撮影)
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写真2 ベニシジミ同じ幼虫を横から写したところ。早く成虫になって姿を見せてほしいものだ。(1/22大磯町で撮影)
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写真3 モンキチョウ♂ 藤沢市では見られなくなったので例年早く新生蝶が現れる大磯に行ってみた。おにぎりを食べていると目の前のミカンの木の周りにまとわりながら舞うモンキチョウが現われた。しかし寒いらしく枯れ葉、枯れ枝上に止まって暖を取っている。(1/22大磯町で撮影)
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写真4 モンキチョウ♂ 上と同一個体。寒さでやや不活発なので接写をしてみた。縁毛などまさに新鮮で新生蝶に間違いない。昨年は1月24日確認。25日以降5頭ほど確認できたが今年はこの1頭だけのようだ。こうしてみるとモンキチョウは1月初旬、中旬、下旬と新鮮な個体が見られまさに周年発生の様相である。(1/22大磯町で撮影)
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写真5 アカタテハ 幼虫巣 アカタテハは一般的に成虫越冬といわれているが冬でも幼虫が見られ幼虫でも越冬してしまうものがいるのではないかと思われる。イラクサはかなり霜枯れのような状態だが中には青い葉もあり幼虫巣があった。(1/22大磯町で撮影)
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写真6 アカタテハ幼虫巣を開けてみると中はコマユバチの仲間の繭で一杯だった。ちなみにイラクサは葉に鋭い棘があるので素手で触らないほうがいい。(1/22大磯町で撮影)
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写真7 アカボシゴマダラの死蛹 吹きさらしになったエノキの小木にはアカボシゴマダラの蛹が2個寒そうにぶら下がっていた。いずれも羽化できず冬になってしまい死んでしまったものだろう。ちなみにこのエノキは翌日清掃業者により綺麗に根こそぎ処分されていた。(1/26藤沢市E地区で撮影)
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写真8 ムラサキシジミ トウネズミモチの葉裏のクモ巣が絡んだところで越冬中。以前は2頭いたが今は1頭がどうにか残っている。(1/31藤沢市S谷戸で撮影)
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そのほか、ウラギンシジミも継続観察中のものが3頭いるがこれらは、もう1ヶ月以上全く移動していない。生きてはいるようで触ると動く。また、ムラサキツバメ集団はほぼ解消して1月31日には2集団4頭と、かつて150頭以上いたことがうそのように姿を消した。彼らも新しい生活の準備に入ったのならいいのだが無事でいるのかどうかわからない。これも例年の現象である。
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# by tyoutorin | 2011-02-01 22:46 | 神奈川県
早くも1月中旬が過ぎたので中旬に見られた蝶たちを紹介したい。さすがに非成虫越冬種は姿を消したが、モンキチョウだけは時々ひょっこりと姿を見せる。

写真1 モンキチョウ♂ 新鮮なオス。前回紹介した個体と同一と思われるが、一緒にいたメスは姿を見せない。1月13日藤沢市E地区にて撮影。
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写真2 ムラサキツバメ越冬中の死亡 一時は合計で最大150頭以上いたムラサキツバメ集団は次第に消滅したり、個体数減少が目立つようになり合計40頭ほどになっている。中にはこのように死亡しているものが見られた。1月14日藤沢市S谷戸にて撮影。
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写真3 ウラギンシジミ2頭 ヤブツバキの葉裏でじっと春を待っている様子。全く活動していない。1月17日藤沢市S谷戸にて撮影。
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写真4 ムラサキツバメ♂開翅 個体数も減ってきてなかなか開翅する個体に会えなくなっている。1月18日茅ヶ崎市A地区にて撮影。(種名をムラサキシジミと誤記しましたので修正しました。ヒメオオさんご指摘ありがとうございました)
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写真5 ムラサキシジミ♀開翅 この蝶もあまり見かけなくなり開翅日光浴にも会わなくなってきた。1月18日茅ヶ崎市A地区にて撮影。
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写真6 モンシロチョウ蛹 家庭菜園の周りの柵支柱はモンシロチョウの蛹化場所として好まれるようだ。普通ではなかなか見つけられないがここは見やすくてすぐ見つかる。1月18日茅ヶ崎市A地区にて撮影。
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写真7 キタテハ この日は越冬中のキタテハもうかれて飛び出したようだ。土手で日光浴していると思ったら結構元気良く飛び回っていた。1月19日藤沢市E地区にて撮影。
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# by tyoutorin | 2011-01-25 23:51 | 神奈川県
前回、2010年12月31日の蝶たちを紹介したが、これらの蝶がいつまで生きのびられるのか継続して観察してきた。その様子をお知らせしたい。

写真1 ウラナミシジミ♂ 藤沢市I地区にて1月1日撮影。12月31日に撮影した個体と同一と思われる。無事年越しはしたようだが以後姿が確認できていない。
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写真2 モンキチョウ♂ 藤沢市I地区にて1月1日撮影。12月31日に撮影した個体と同一と思われる。無事年越しをし1月4日まで見られたが5日以降姿が確認できていない。
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写真3 ベニシジミ 藤沢市I地区にて1月4日撮影。1月1日にも見られたが5日以降は姿が確認できていない。
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写真4 ヤマトシジミ♀ 藤沢市I地区にて1月6日撮影。1月1日、4日にも見られたが7日以降は姿が確認できていない。
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写真5 モンキチョウ♀ 藤沢市I地区にて1月6日撮影。今まで見られなかった新鮮な♀。早くも今年羽化したものだろうか。但し7日以降は暖かい日もあるのに姿を見せていない。ここI地区も生きのびた蝶はいなくなってしまったようである。
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写真6 モンキチョウ♀ 藤沢市E地区にて1月9日撮影。12月31日に撮影した個体と後翅破損状況から同一と思われる。よく生きのびたものであり今後も継続観察したい。
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写真7 モンキチョウ♂ 藤沢市E地区にて1月9日撮影。新鮮な♂でありこれも今年になって羽化したものだろうか。写真6の♀と求愛行動するも成立しなかった。
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今年になって羽化したと思われる蝶もこれから1月下旬2月上旬にかけての厳しい寒さに耐えられないだろう。
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# by tyoutorin | 2011-01-10 22:20 | 神奈川県