日々撮影したチョウを主体に日記として掲載しています。相蝶会会員、日本チョウ類保全協会会員


by tyoutorin
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3月6日は18℃くらいまで気温が上がったもののそれ以外の日は10℃前後の気温で風も強く体感的には寒い日が多かった。3月になりベニシジミ、ルリシジミ、スジグロシロチョウなど新生蝶との出会いを求めてあちこちさまよったもののいずれの蝶にも出会うことはかなわなかった。成虫越冬種としてはアカタテハ、テングチョウが新たに加わった。モンキチョウは多くの場所で見られるもののその場所での個体数は1,2頭と非常に少ない。

写真1 モンキチョウ♀ オオイヌノフグリで吸蜜。他に♂もいて求愛行動するも♀には全くその気がないようだった。(3月3日藤沢市E地区にて撮影)
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写真2 アカタテハ オオイヌノフグリで吸蜜。毎年アカタテハとテングチョウが見られる大磯町のポイントへ行ってみた。いつもはアカタテハもテングチョウも数頭見られるのだがこの日はアカタテハ1頭のみ。(3月5日大磯町I地区にて撮影)
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写真3 アカボシゴマダラ5齢長角幼虫死亡 エノキ小木の幹で越冬中だった5齢長角幼虫を継続観察してきたが3月8日にはいなくなっていた。写真はいなくなる前の3月4日に藤沢市E地区で撮影したもの。この時点で頭部が黒化しすでに死亡している様子。5齢長角幼虫は例年このような状態で死亡し樹上での越冬完遂は難しいようだ。落ち葉下などにもぐりこんでいる場合は越冬可能のようでエノキの新芽が芽吹く頃5齢長角越冬幼虫がエノキに登っているのを観察している。
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写真4-5 モンキチョウ♂ 陽射しがある間は土手を飛び回り枯れ草にとまったりしていたが、陽射しがなくなると写真5のように前翅を後翅に重ね活動を停止した。(3月8日藤沢市E地区にて撮影)
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写真6 キタテハ♂のねぐら入り。飛び回っていたが突然草むらにもぐりこんだ。枯れ草の間から覗き込むと葉の下側に下向きになって静止していた。どうやらここをねぐらにするのだろうか。越冬もこのようなスタイルでおこなわれるようだ。(3月9日藤沢市E地区にて撮影)
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写真7-8 テングチョウ 3月5日のリベンジでテングチョウ撮影に大磯町へ。ようやく1頭出てきてくれた。(3月10日大磯町I地区にて撮影)
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写真9 モンキチョウの交尾 大磯町のポイントでも今年はモンキチョウが少ない。先に到着し撮影されていた「大磯の蝶」のAさんが交尾するのを見ていて教えてくださり撮影が出来た。たいへんお世話になりました。
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by tyoutorin | 2011-03-10 22:46 | 神奈川県
今日はすばらしい快晴だったが北風が強く体感的には寒かった。モンキチョウもそろそろ数が増えているかといつものフィールドに行ったが1♀が見られたのみ。他には常連となったキタテハ数頭、いづれも日当たりの良い土手で日光浴。

写真1 モンキチョウ♀ やはり活動は不活発。吸蜜はしてくれず、土手の枯葉の上で日向ぼっこするのみ。(携帯画像ですみません)
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写真2-3 林縁に向かうとチラッとちいさな影が横切る。探してみるとムラサキシジミがヤブツバキのハナで吸蜜中だった。
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写真4 林内の陽だまりではムラサキシジミの♀が開翅日光浴をしていた。越冬したとは思われないような綺麗な個体だった。
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写真5 同一個体の閉翅です。
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写真6 水辺には冬眠から覚めたばかりのアズマヒキガエル?が眠い顔をしてのそりのそりと道路を横切っていくところだった。冬眠明けとは思われないほど肉付きが良かった。
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というようなわけでムラサキシジミも活動を開始し栄養補給に忙しくなってきたようだ。以前から観察していたウラギンシジミ3頭は今まで全く動いていなかったが今日はことごとく姿を消していた。彼らも越冬からさめ活動期に入ったのならいいのだが・・。元気でまた開翅シーンなど見せてほしいものだ。
今日はモンシロチョウ探しが主体で出かけたのだが残念ながら見ることはかなわなかった。
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by tyoutorin | 2011-02-23 01:50 | 神奈川県
2月になり、モンキチョウの出現が待たれるところだった。このところ天気が悪かったが毎日のようにポイントに出向いていたが、今日14日もさほど天気もよくなく、10時ころから少し日が射すようになったのでどうせだめかなと思いつついつもの藤沢市E地区にある通称モンキ天国に行ってみた。昼すぎまで歩き回って探したが飛び出す蝶はいない。やはりだめかと帰ろうとしたとき突然モンキチョウ1♂が飛び出して土手に止まった。

写真1 モンキチョウ♂ まず証拠写真を撮影してみる。
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写真2 土の上も暖かいらしい。
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写真3 少し近づいて撮影、やや後翅に羽化不良のような部分がある。
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写真4 ベニシジミ幼虫 モンキチョウを探す間、スイバやギシギシがあるとついつい葉を裏返してみたくなる。
スイバにはちいさな幼虫が見つかった。たぶん2齢ではないかと思うのだが・・。
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写真5 こちらはギシギシの葉裏にいたもうすこし大きい幼虫。3齢でしょうか。わき腹に何か傷?を負っているようだ。
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写真6 ギシギシの葉柄上に大きな終齢(4齢)幼虫が乗っていた。大きくて目立つのですぐ見つけられた。これは赤い筋が入っているが赤い筋がない緑色の幼虫もいるとのことだがあまり見たことがない。
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このあと陽射しはなくなってしまったが、もう1ヶ所の藤沢市I地区にいってみたが全く蝶は見られなかった。
藤沢市でのモンキチョウ終見は1月13日だったので1ヶ月ぶりの出現である。これから本格的な蝶の季節になる。
写真7 おまけ。近所の河津桜 まだ咲きはじめのようだ。
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by tyoutorin | 2011-02-14 18:58 | 神奈川県
早くも1月が終わった。一番寒い時期を過ぎ、これから少しずつ暖かくなり新生蝶も見られるようになると思えばうれしくなる。今回は1月下旬に湘南地方で見られた蝶たちを紹介したい。

写真1 ベニシジミ幼虫 スイバの食痕を確認してゆっくりと葉を裏返してみる。まだまだ小さい3mmくらいの幼虫もいてわれわれ老眼では見落としてしまう。その上驚かすと葉から転げ落ちて行方不明になる。これは比較的大きいたぶん3齢幼虫です。食痕も写っています。(1/22大磯町で撮影)
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写真2 ベニシジミ同じ幼虫を横から写したところ。早く成虫になって姿を見せてほしいものだ。(1/22大磯町で撮影)
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写真3 モンキチョウ♂ 藤沢市では見られなくなったので例年早く新生蝶が現れる大磯に行ってみた。おにぎりを食べていると目の前のミカンの木の周りにまとわりながら舞うモンキチョウが現われた。しかし寒いらしく枯れ葉、枯れ枝上に止まって暖を取っている。(1/22大磯町で撮影)
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写真4 モンキチョウ♂ 上と同一個体。寒さでやや不活発なので接写をしてみた。縁毛などまさに新鮮で新生蝶に間違いない。昨年は1月24日確認。25日以降5頭ほど確認できたが今年はこの1頭だけのようだ。こうしてみるとモンキチョウは1月初旬、中旬、下旬と新鮮な個体が見られまさに周年発生の様相である。(1/22大磯町で撮影)
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写真5 アカタテハ 幼虫巣 アカタテハは一般的に成虫越冬といわれているが冬でも幼虫が見られ幼虫でも越冬してしまうものがいるのではないかと思われる。イラクサはかなり霜枯れのような状態だが中には青い葉もあり幼虫巣があった。(1/22大磯町で撮影)
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写真6 アカタテハ幼虫巣を開けてみると中はコマユバチの仲間の繭で一杯だった。ちなみにイラクサは葉に鋭い棘があるので素手で触らないほうがいい。(1/22大磯町で撮影)
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写真7 アカボシゴマダラの死蛹 吹きさらしになったエノキの小木にはアカボシゴマダラの蛹が2個寒そうにぶら下がっていた。いずれも羽化できず冬になってしまい死んでしまったものだろう。ちなみにこのエノキは翌日清掃業者により綺麗に根こそぎ処分されていた。(1/26藤沢市E地区で撮影)
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写真8 ムラサキシジミ トウネズミモチの葉裏のクモ巣が絡んだところで越冬中。以前は2頭いたが今は1頭がどうにか残っている。(1/31藤沢市S谷戸で撮影)
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そのほか、ウラギンシジミも継続観察中のものが3頭いるがこれらは、もう1ヶ月以上全く移動していない。生きてはいるようで触ると動く。また、ムラサキツバメ集団はほぼ解消して1月31日には2集団4頭と、かつて150頭以上いたことがうそのように姿を消した。彼らも新しい生活の準備に入ったのならいいのだが無事でいるのかどうかわからない。これも例年の現象である。
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by tyoutorin | 2011-02-01 22:46 | 神奈川県
前回、2010年12月31日の蝶たちを紹介したが、これらの蝶がいつまで生きのびられるのか継続して観察してきた。その様子をお知らせしたい。

写真1 ウラナミシジミ♂ 藤沢市I地区にて1月1日撮影。12月31日に撮影した個体と同一と思われる。無事年越しはしたようだが以後姿が確認できていない。
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写真2 モンキチョウ♂ 藤沢市I地区にて1月1日撮影。12月31日に撮影した個体と同一と思われる。無事年越しをし1月4日まで見られたが5日以降姿が確認できていない。
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写真3 ベニシジミ 藤沢市I地区にて1月4日撮影。1月1日にも見られたが5日以降は姿が確認できていない。
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写真4 ヤマトシジミ♀ 藤沢市I地区にて1月6日撮影。1月1日、4日にも見られたが7日以降は姿が確認できていない。
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写真5 モンキチョウ♀ 藤沢市I地区にて1月6日撮影。今まで見られなかった新鮮な♀。早くも今年羽化したものだろうか。但し7日以降は暖かい日もあるのに姿を見せていない。ここI地区も生きのびた蝶はいなくなってしまったようである。
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写真6 モンキチョウ♀ 藤沢市E地区にて1月9日撮影。12月31日に撮影した個体と後翅破損状況から同一と思われる。よく生きのびたものであり今後も継続観察したい。
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写真7 モンキチョウ♂ 藤沢市E地区にて1月9日撮影。新鮮な♂でありこれも今年になって羽化したものだろうか。写真6の♀と求愛行動するも成立しなかった。
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今年になって羽化したと思われる蝶もこれから1月下旬2月上旬にかけての厳しい寒さに耐えられないだろう。
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by tyoutorin | 2011-01-10 22:20 | 神奈川県
いよいよ2010年の大晦日である。近年、ここ湘南では年末になっても非成虫越冬種のチョウたちを見ることが出来る。今年もこれらのチョウたちを観察してきたが今日その報告をしたい。
写真1 モンキチョウ♂ 12月31日藤沢市I地区にて撮影。かなり新鮮な個体だった。12月28日までは2頭見られたが今日ここでは1頭のみしかみられなかった。
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写真2 モンキチョウ♀ 12月31日藤沢市E地区にて撮影。ここには2♂1♀がいたがいずれも破損個体であった。
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写真3 ベニシジミ 12月31日藤沢市I地区にて撮影。12月22日には3頭見られたが以後1頭のみとなり連日見られた。
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写真4 ベニシジミ 12月28日藤沢市I地区にて撮影 写真3と同一個体と思われる。
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写真5 ウラナミシジミ♂ 12月31日I地区にて撮影 12月18日には多数見られたが以後しばらく見られず12月28日に新鮮な♂が現れた。同一個体がそのまま居ついているようである。
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写真6 ウラナミシジミ♂ 同上同一個体
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写真7 ウラナミシジミ♂ 同上同一個体 低温期に発生するような模様にはなっていないようだ。
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写真8 ヤマトシジミ♀ 12月27日藤沢市I地区にて撮影 この日迄継続して見られたが以後姿を見せず。どうやら生きのびられなかったようだ。
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そのほかモンシロチョウ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモンは12月18日まで見られたがその後姿を見せていない。12月31日見られたモンキチョウ、ベニシジミ、ウラナミシジミはおそらく無事新年を迎えるだろう。

今年途中からはじめたブログですが、皆さまお付き合いありがとうございました。皆さまにとって来年はいい年でありますようお祈り申し上げます。来年も引き続きよろしくお願いします。
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by tyoutorin | 2010-12-31 22:29 | 神奈川県